公認心理師の方から直接オファーを頂くのは初めてのことです。以前から書籍を通じて心理職の方のお役に立ちたいと考えていたので、大変嬉しく思います。
著者の水澤さんには、Xで相互になって以降、いいねを頂いていて、自然な流れでnoteを拝読するようになり、今回の装丁の仕事につながることができました。
また、個人の方の電子書籍(kindle)の装丁も初めてです。紙本の一般的な四六版サイズより、縦が少し長めの比率になりますね。下部1/3程度は刷込帯の処理として色の面積を分割し、全ての文字要素が混在せず、それぞれが引き立つように工夫しています。
ちなみに「GRIT」がタイトルに入っている類書のデザインはゴシック系フォントで力強いものが多いです。今回は水澤さんとzoomで対話させて頂いた時に感じた印象を引き出し、柔らかさと信頼感を感じるクラシックなA1明朝を使って、伸び伸びと大らかな教育に携わるイメージに仕上げました。