書斎の鍵

父が遺した「人生の奇跡」


喜多川 泰/著 現代書林

●装丁●DTP


2055年、東京。大手医療機器メーカーに勤める浩平は、疲れたような毎日を送っていた。そんなある日、突然受け取った父の訃報。生前、親交が薄れていた父が、浩平に残した唯一の遺産、それは、鍵がかかったままの「書斎」だった……。自己啓発小説の旗手・喜多川泰が大人たちに贈る感動作。――この本を読んだあなたは、自分という存在の価値を感じずにはいられないだろう……。



喜多川 泰(きたがわ・やすし) 

作家/聡明舎 代表

 

1970年、東京都生まれ。愛媛県西条市に育つ。東京学芸大学卒業。1998年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視したまったく新しい塾として地域で話題となる。2005年に『賢者の書』(ディスカバー・トゥエンティワン)を出版し、作家としても活動をスタートする。2作目となる『君と会えたから……』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は9万部を超えるベストセラーとなった。その後も、『「手紙屋」 僕の就職活動を変えた十通の手紙』『「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)など次々に作品を発表する。2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)は12万部を突破するベストセラーとなった。同作は映画化され2013年9月に全国公開となり、2014年9月からは台湾でも劇場公開された。その後も『母さんのコロッケ』(大和書房)、『スタートライン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『One World』(サンマーク出版)と次々と話題の作品を発表している。多数の作品が台湾、韓国、中国でも翻訳出版され、その活躍は国内にとどまらない。現在は、執筆活動だけではなく全国各地での講演や、大人が学ぶ「親学塾(しんがくじゅく)」も全国で開催しながら、現在も横浜市と大和市にある聡明舎で中高生の指導にあたっている。

 

●喜多川泰 ウェブサイト http://www.tegamiya.jp/