原発被災した地域を

支え、生きる


菊池馨実・鈴木典夫/編 旬報社

●装丁●DTP


―「序章 福島から「地域」を考える」より抜粋

被災地の現状は、超少子高齢社会・人口減少社会を迎えた日本の近未来の姿を先取りしているとも言えるのではないか。 そうだとすると、福島に視点を据えることで、将来の日本社会が向かうべき方向性の一端を指し示すこともできるのではないか。 (中略)本書は、福祉領域を専門とする編者が、福島と深いかかわりをもってきた研究者らとともに、福島を舞台に、「地域を支える」「地域で生きる」ことの意味を考えながら編集したものです。